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各部のジョジョの戦いの中から独断と偏見でベストチョイス!
第6部(ストーンオーシャン)はまだ連載中ということで評価保留させていただきます。

ちなみに、各部ごとの評価ですが、基本的に私は1・2部の方が好き。 スタンド編はそれはそれで面白いけど、面白さの質が違うというか…。
順位をつけると、2部>1部>4部>5部>3部、ってところかな。


第1部

うーん、第1部はバトルそのものの数が少ないからなあ。

1. ジョナサン vs. ブラフォード

戦いを通して人と人ならざる者が理解し合う、そんなことを教えてくれた戦い。 この戦いの戦利品である剣は後のディオ戦で重要な意味を持った。 またこのブラフォードが「いい奴」だったため、 きっとタルカスもいい奴に違いない、と勘違いした人多数。 逆に次のタルカス戦におけるツェペリさんの死のインパクトを高める効果もあったと思う。

2. ジョナサン vs. ディオ in ジョースター邸

ジョナサン最初の戦い。まだ波紋を身につけていないジョナサンが、 初期の頃だけに(笑)無茶苦茶なパワーを誇る吸血鬼と化したディオと戦う。 勇気と機転で切り抜けていく様子が感動。 もし仮にジョジョが2巻で打ち切られていたとしても、 この戦いだけで名作として語り継がれていただろう。

3. ジョナサン vs. ディオ in 豪華客船

ジョナサンがまさに命を賭けてエリナを守る姿が感動モノ。


第2部

ジョセフの用いる「トリック」によって、戦いの面白さが格段に増した第2部。 「だが逆に!」や「逆転に次ぐ逆転」といったジョジョの面白さのエッセンスが詰まっている。

1. シーザー vs. ワムウ

シーザー!なぜ死んだ!
戦いそのものというよりも死のインパクト、なのかなあ。 とにかくこのシーンは何度見ても泣ける。

2. ジョセフ vs. ワムウ

戦車戦。逆転に次ぐ逆転、まさに第2部の真骨頂。 何重にも張り巡らされた策、ワムウの戦いに対する誇り、 そしてシーザーの形見を使っての決着、と文句のつけようがありません。

3. ジョセフ vs. カーズ(究極生物前)

ロープを使ってのトリックで一矢報いるところがいいね。 でもカーズって卑怯なだけであんまり強くないよね、はっきり言って。


第3部

漫画界の一大発明「スタンド」。 だが、正直言って最初の頃はスタンドに読者を慣れさせるためもあってか、 単純で面白みに欠ける戦いも多い。

1. 花京院・アブドゥル・ポルナレフ vs. J=ガイル・ホルホース

やっぱ最初にアブドゥルがやられた時のインパクトは衝撃的。 それまでなぜか敵が1対1で挑んできていたので、 コンビの敵、というのも初めてだったし。 しかしこのインパクトが強かった分、 アブドゥルが生きていた時には本当に心底がっかりした (私が第3部の評価が低いのはひとえにそのせい)。

2. 承太郎 vs. ンドゥール

タロットも最後の方になって審判とか女教皇とか、 はっきり言っていまいちだなあと思っていたら、 「エジプト九柱神」なるものが出てきて「いいよいい加減もう引き伸ばしは…」 と思っていたところだったので、この戦いの面白さは良い誤算でした。 このテンションで全体が進んでいけばなあ。

3. ジョセフ vs. ダービー兄

あのジョセフを策で上回るとは! 第2部の「歴史」があってこそ活きる演出。 スタンド同士の単純なバトルではなく、ゲームで勝った相手の魂を奪う、 というスタンドの可能性を広げた一戦。


第4部

スタンド編では第4部が一番好き。 仗助のスタンドはパワーだけでないトリッキーな攻撃が可能に。 ただ正直「戻す」の範囲が広過ぎて納得できないことも多い。 最初の朋子の体を貫きながらアクアネックレスを捉えるシーンがインパクトあり過ぎたなあ。

1. 川尻早人 vs. 吉良吉影(バイツァダスト)

スタンド能力を持たない早人が、「誰にも秘密を喋れない」時の輪の中で一人奮闘する。 第4部のクライマックス。 解決のための伏線も見事。

2. 岸部露伴 vs. 大柳賢(ジャンケン小僧)

たかがジャンケン勝負をここまで熱く描けるのは、 漫画界広しといえども荒木飛呂彦と島本和彦くらいのものであろう。 ただの少年が、戦いを通して成長していく姿が見事。 最後は2階の屋根くらいまでジャンプしているし(笑)。

3. 広瀬康一 vs. 山岸由花子

エコーズAct.2初登場の巻。あんまり使用されなかったけど、Act.2好きなんだよなあ。 いかにも漫画的な能力で。 「触った擬音の効果が実感として現われる」ってのもAct.1の成長した姿としてわかりやすくていい (なぜAct.3で「重くする」になったのかはさっぱりわからないけど)。 「既に相手を救うことまで考えていた」ってオチも康一君らしくていいね。


第5部

第4部を経て幅が広がったスタンド能力と、 第3部の連続して敵が襲ってくる緊張感を併せ持つ。 個人的にはリゾット戦まではかなり面白かった。

1. リゾット vs. ドッピオ

敵のボス対暗殺チームのボス!味方抜きにして、未知の能力同士の戦い! いつの間にかボス側に感情移入させられていることに気づく! 「予知」の効果を最大限に使ったヒキ (第3部のトト神の戦いと比べても、見せ方が非常にうまい)。 味方チームの絡ませ方も見事。 第5部ここに極まれり、という感じ (正直、これ以降の戦いはあまり…)。

2. ミスタ・ブチャラティ vs. プロシュート・ペッシ

やはり、コンビ戦は面白い。 プロシュート兄貴のカッコよさ、ミスタの死(?)、ペッシの成長、 ブチャラティの覚悟、見所も満載。 参謀役としてのジョルノの活躍も見逃せない。

3. フーゴ・アバッキオ・ジョルノ vs. イルーゾォ

「鏡の中」という絶対空間での戦い。 「リプレイ能力」という潰しの効かなそうなを能力を最大限に活用したアバッキオの機転、 おいおいこんなん出して収拾つくのか?と思ったらやっぱり収拾がつかなくなった(笑)フーゴの能力、 そして殺人ウイルスを利用したジョルノの戦略。 コンビネーションも見事でした。


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